畑作業6回目:畑の天地返し

今日は「畑で野菜を育ててみよう」の第6回目でした。
何をしたかというと、畑の畝(うね)の天地返し です。
野菜を育てた畝の、上の土と下の土を入れ替える、土を掘って掘ってほりまくる作業です。

全員スコップで掘り始めてすぐ、体が熱くなってきたので、上着を脱いでしまいました。

30センチほど掘っていくと、土の色が黒から赤茶色に変わりました。

かなり体力勝負のこの作業。各自小休憩をとりながら、ここからさらに30センチもほったところ、こんなに深い溝ができました。
気が付くと、もうお昼です。土を掘るって大変!!

写真の溝の右側の黒い土が上の土。左の赤茶色の土が下の土です。

午後はこれを埋めました。
黒い土を先に溝におとし、その上に赤茶色の土をのせれば、天地返しの完了です!

こうすることで、雑草が生えにくくなったり、連作障害を起こしにくくなったりするので、 おいしい野菜を作るのに大切な作業なんですね。

土を掘っていたら、意外な物が出てきて、みんなをびっくりさせました。
それは、青緑の光沢をもつハナムグリの仲間。全く動かないので死体かと思ったら、日光にあたっているうちに動き出しました。春を待っていたのに起こしてしまってごめんね。

今日はもう一つ、大事な作業がありました。前回集めた落ち葉に米ぬかや水を混ぜて落ち葉堆肥を作る作業です。

ただ混ぜるだけでなく、みんなでガシガシ落ち葉を踏んでかさを減らすことで、落ち葉どうしが密着して発酵が進むのですって。「発酵するの?!」とおどろいた人もいましたね。

最後はみんなで狭い落ち葉溜めの囲いに入ってガシガシ。なぜがこんな狭い中で鬼ごっこをすることを思いついて、楽しく盛り上がる落ち葉踏みでした。

これで今日の作業はおしまい。
でも、いろいろ収穫もして、もりだくさんでしたね。本当に、お疲れ様でした。