畑作業5回目:冬野菜の収穫、そして落ち葉はき

食育体験教室「畑で野菜を育ててみよう!」の5回目の様子をご報告します。

今回の主な作業は、収穫と落ち葉はき。まずは畑で野菜の収穫から行いました。

新年を迎えた畑は毎日のように霜にあたって、葉っぱに元気がありませんが、先月土寄せしたおかげで大根もカブも土の中で立派に成長していました!その大きさを写真でご覧ください。

大蔵大根は下までほぼ同じ太さ。きれいに掘り上げたお母さん、「うれしくてニンマリしてしまいます。」
前回掘ってる途中でポキリと折れてしまった高倉大根は、慎重に慎重に掘り進み、今回は大成功!なんと80センチもありました。
真っ赤な大根、その名も紅園中長大根も掘りました。

天王寺カブは大きな円盤型。こんなに大きなカブはスーパーでは見たことがない品種ですね。
小松菜も抜いてみました。根っこがニンジン並みに太いものがあってビックリしました。

 

収穫が終わって、今度は落ち葉はきです。
畑には落ち葉堆肥が欠かせません。そのための落ち葉を冬の間にためておけば堆肥になります。

みんなで雑木林に入って、熊手(くまで)で落ち葉を集めます。
落ち葉なんて軽い軽い、と思ったら大間違い。たくさん踏みつけてかごにいっぱいにすると、40キロ以上になります。
こどもたちも頑張って何度も運んでくれました。

みなさんがもくもくと落ち葉はきに励んだおかげで、落ち葉だめ(堆肥場)はいっぱいになり、雑木林の中もすっきりしました。

作業のあと、まちゃが焼いてくれた焼き芋と、くまちゃんが作ってくれた【京風のお雑煮】を食べました。
鍋の中は真っ白!本当は丸餅と里芋以外は入れないそうですが、今回は畑で採れた大根とカブも入って、働いて疲れた体においしいお雑煮でしたね。ごちそうさまです!

最後に、 落ち葉を運ぶのに使ったかごで元気な珍獣(ちんじゅう)をつかまえて、今日のイベントはおしまい。

また次回をお楽しみに。

(さかもと)