
二回の草取りを通してイネの方もすくすく育ち、立派に実っていました!
そんな中、食育体験教室「田んぼでお米を作ろう」4回目のかかしづくりが行われました。
今年も、「スズメが仰天するで賞」「お米が豊作になるで賞」「案山子と流行りそうで賞」の3つに分けて
コンテストが開催されました。
まず、かかしの由来や作り方を参加者にお話しました。


かかしは、スズメやカラスなどの鳥にイネを食べられないようにするのが普通ですが、
昔は、田んぼに魚の頭やイノシシの頭などを焼いてその匂いで鳥や獣が近づかないようにしていました。
その嗅がせることを「嗅がし」と言い、それが時代を経て「かかし」という名前に変わったそうです。
さあ実際にかかしを作っていきましょう!








最初は、竹の結び方に苦戦していましたが、徐々に慣れて作業を行っていました。
各々の、可愛い服や物を使ってかかしに装飾をし、あっという間に案山子が出来上がりました!



かかしを作り終えた後は、早稲田大学の方から赤米についてレクチャーをしていただきました。
赤米の昔の話をや蒸しかまどの炊き方のお話など参加者も興味津々!
試食した赤米は、少し固さはありますが、香りが良く美味しかったですよ。

さて、お話が終わった後はみなさんが作ったかかしで集合写真を撮りました。
全員で撮ると、様々な案山子が迫力満点で見ることができます。


また、家族と一緒に案山子との写真撮影も行いました。
みなさん、作ったかかしの注目ポイントなどを話してくださり、かかしに対する情熱を感じました。
では、いよいよ結果発表~!



受賞したみなさんおめでとうございます!
残念ながら賞を逃してしまった方も素晴らしい案山子が沢山できていました!


今日も暑い日でしたが、頑張って作った参加者の方々お疲れ様でした!
みなさんが作ってくれた案山子は、しっかりと稲の実を守って豊作になる事でしょう。
作った案山子は、西久保湿地に設置していますので興味がある方は是非お越しください。
インタープリター みやたん