今日は最大10m/sを超える強風でした。風が轟轟と吹き荒れ、山の木々を揺らしています。
いつもはロウバイの香りで包まれている八幡湿地の駐車場も、今日は香りが流されてしまい、よっぽど花に近づかないと楽しめません。

北風は冷たいですが、足元では小さな花たちが咲いています。



比良の丘に出ると、遠くの稜線は土埃で茶色くなっていました。


おや、何かを見つけたようです。
視線の先には…

どうでしょう? 分かります?

地面に止まっていたのは、ムラサキシジミ。成虫で越冬するチョウです。
ひらひらと飛んできたのですが、一度地面に下りると、飛ばされないようにしっかりと落ち葉に掴まっていました。
比良の丘では、ハクセキレイ、ジョウビタキ、モズ、ヒヨドリ、トビなど鳥たちの動きも多く見られました。
その後、森をぐるっと歩いて再び八幡湿地へ。
最後に見つけたのは、

ぷっくり膨らんだクロモジの花芽。花開くまでもう一息といったところ。
春の訪れが待ち遠しいですね。
(さかでぃ)