冬らしくていいなぁ。

日中は陽が差して暖かいところもありますが、朝はしっかり冷え込むみどり森。
今日は、冬の風物詩である2つの柱に出会えました。どちらも立派な柱です。


散策道では、テイカカズラの種が上から舞い降りて来ました。
昨年の12月にも見られたものですが、まだ新しいのが落ちてきているので、キレイな綿毛を見つけられます。
コウヤボウキは、幹の先に可愛い綿毛がぽんぽんついていて、心をホッと和ませてくれます。

明るい雑木林では、この時期に枝先でよく目立つウスタビガの繭を発見!
(残念ながらこちらは地面に落ちていましたが…)
何かに食われてしまったような痕がありますが、鮮やかな黄緑色がたまりません♪
鮮やかな紫色の実もありました。冬も結構カラフルですよね♪


こちらは、冬らしいというより、冬に出会えるのね!?と不思議に思った子たち。
2匹のクモは、実は年末に同じ場所で同じ態勢でいるのを見つけているのです。
つつくとじんわり動くので生きてはいるのですが、このまま体力温存して生き抜くのでしょうか。
それにしても雨風しのげるところがいいのでは?と思ってしまいます。

ニワトコの枝にいたのはアブラムシ。
ぷっくり膨らんだ数匹が卵のようなものを守っているように見えます。
普通は卵で越冬するそうですが、今年は暖かい日が多いので成虫でも越冬しているのでしょうか。


寒くて、鼻がつーんてして、ほっぺたがキンキンに冷えたりもしますが、
それが冬です。ちゃんと気温の差があるから、他の季節とは違う景色が楽しめるんですよね。

今日も、冬らしい寒さと自然をたくさん味わえて、良かった~!
インタープリター ゆうき~