小春日和の温かい日差しの中、大谷戸湿地~西久保湿地まで歩いてきました。
湿地一面に生えたヨシは枯れて、木々の落葉も進み、寂しく見えるかもしれませんが、
この時期の湿地は鳥たちで賑わっています。
アオジやカシラダカが集まって食事をしていたり、シジュウカラやエナガがヨシの茎で虫を探していたり。
木の梢にはコゲラが来たので双眼鏡で観察してみると、コゲラがつついていたのは、
なんと木のてっぺん近く(写真の○で囲ったあたり)にあったオオカマキリの卵鞘でした。
あんなに高いところにカマキリの卵があったか!とビックリ。しかも2つもありました。
今日は暖かかったので、活動している虫たちもいました。
日差しを浴びて、気持ちよさそうです。
植物たちはどうでしょう。
枝をよく見ると、ほら、かわいらしい芽が顔を出していますよ。
冬を越して、あたたかくなったら開いて、葉や花になります。
そんな中もう花を咲かせている気の早い木は、ウグイスカグラです。
寒くてちょっと寂しく感じる冬でも、もう春の準備をしている姿が見られますので、
散策の際にはそんなところも探してみてくださいね。季節が進むにつれて芽が膨らんでいくようすも楽しみです。
もよちゃん