日々変わる自然を楽しむ時間…

今日も朝から暑い一日です。
日中は、台風が来ていることを知ってか知らぬか、田んぼ周りではトンボやイナゴが
今日もわんさか飛んでいました。
田んぼのため池では、ガマの穂が目立ちます。むっちむちのもっふもふです。
すでに綿毛が弾けているものもありました。もふもふは道にまで飛んでくることがありますよ!


散策道を歩いていてよく目についたのは、ヤブミョウガの実。


スタッフの1人が「イギリスのアフタヌーンティーみたい!」と。
もう一度見たら、確かに!っていうかそれにしか見えなくなってきました。実の色の違いはのっているお菓子の違いですね。

植物で他に気に入ったのは、アオハダの赤い実、キンミズヒキの鮮やかな花、どでかいヤツデの葉でした。
ヤツデの葉は、私がこれまで見た中で一番大きい!!
右上に乗った緑のドングリと比べるとその大きさがわかっていただけるかと…


生きものでは、チョウやハムシの仲間にたくさん出会いました。
特に多かったのは、サトキマダラヒカゲ。
そのうちの1匹がスタッフのバックにくっつきました。そして、しばらく離れない…
恩返しに来たのか、前世の知り合いか…ついいろいろと想像してしまいました。

今日出会った中で、個人的にときめいたりびっくりした生きものを、最後に3つ紹介します。

1.これはびっくりな出会い!
オオヒラタシデムシは、よく見かける虫です。
ミミズなどの死んだ生きものに集まって食べているのもよく見かけます。
じゃあ何がびっくりかと言うと、オオヒラタシデムシを他のオオヒラタシデムシ3匹が
食べている…しかも獰猛に暴れて取り合いながらです。
ミミズなどを食べている時は、そこまで荒々しくないので、
びっくりして見入ってしまいました。

2.これはときめいた生きもの。蛾です。
  調べたらモンクロシャチホコと言うそうです。じーっと動かず、正面から顔を覗いたら、まぁかわいい!
  大人気のシマエナガに匹敵するのでは?と思っています。


3.最後は、ときめいたキノコです。
  枯れたマツから沢山出ていて、大きさと言い、すべすべ感と言い、まさにモッツァレラチーズ!
  あまりに気に入ったので、写真も多めにご覧ください♪



いつも言っていることですが、
自然は日々変わっていて、いつ歩いても必ず発見や出会いがあります。
今日のように、日々変わる自然を楽しむ時間を持ち続けられる世の中であってほしいと、
8月15日の今日、強く感じました。

インタープリター ゆうき~