端境期の生きもの色々

木々に目立っていた白い花たちのピークが過ぎ、里山は花の少ない時期です。
夏に開花する植物との端境期と言えるでしょうか。
花が少ないと言うと、淋しいように聞こえてしまうかもしれませんが、
春に咲いた花が実になっていたり、昆虫が増えてきたり、
来訪者に人気の高いヒメザゼンソウが続々開花していたり、
夏の間も花を咲かせるツユクサが咲き始めたりと、全くもって見どころは多いものです。
(死んでしまっていましたが、ノコギリクワガタも出ていました。)


ホトトギス、ウグイス、コジュケイの賑やかできれいな鳴き声を聴きつつ歩いた今日は、
植物や昆虫などのいろいろな生きものの「色々」が面白かったので、写真で紹介させていただきます。

1つ1つの生きものに対して、色や形を観たり愛でたりし、「これなんて言う名前だろう?」「どうしてこうなっているの?」
などと考えると、ほんの10mでも不思議と楽しいに満ち溢れています。
(実際、今日は数人で発見を共有しながら歩いたら、10mに30分くらいかかっていました。でも、それでも少し急いだくらい!)
みなさんも、私のように色に注目したり、形に注目したり、動きに注目したりしながら、
いろんな発見をしてくださいね♪


と言いつつ、発見ってそんなに簡単にはできないですよね。
特に、今のような端境期では、見るポイントが難しかったりしますよね。
そんな時は、視点を変えてみるといろんな発見ができると思います。
視点を変える…
例えば、近づいて見る、這いつくばって見る、逆に見る、もう見ない!(感触でみる)、薄目で見る…
みなさんの散策が楽しい時間になりますように!!


インタープリター ゆうき~