オギ踊る西久保湿地

今日は西久保湿地から雑木林広場へと一巡するコースを歩きました。
西久保湿地ではオオジシバリやキツネアザミ、タネツケバナなど春の花がポツポツと咲いていて、不思議な感じです。
湿地のはずれに生えていたオギの穂が、白く輝いていて、ふわふわと踊っているようでした。

雑木林の中を歩くと、ガマズミやオトコヨウゾメ、マンリョウ、ヤブコウジの赤い実が見つかります。

少し気温が上がってきたのかフユシャクの仲間がチラチラ飛びますが、なかなか止まらず、
種類がわかりません。この時期はクロスジフユエダシャクが多いので、それかも知れません。
フユシャクを追いかけていたら、ヘクソカズラの実を見つけました。さらにセンボンヤリも見つかり、怪我の功名?でした。

西久保湿地に戻ってきたら、コバネイナゴやアキアカネ、キタテハ、ヤマトシジミが出てきて、昆虫が賑やかになりました。同行者が、イトトンボがいると教えてくれたので、よく見るとオオアオイトトンボでした。

穏やかな晩秋の西久保湿地でした。

(やぎした)