風が吹く夕方から親子はじめての自然観察~夜の生き物観察~スタートです。
夕暮れ前と日没後の夜の雑木林・草はら、薪小屋を巡りました。
どんな生きものの発見や変化があったでしょうか。
明るいうちに観察するポイントに行き、明るいうちの生きものの観察やどんなところなのか見て回ります。
太陽が沈み暗くなってから観察を再開します。
薪小屋は明るいうちは生きものの気配がなかったのですが、暗くなるとオニベニシタバなどの蛾の仲間が沢山!
薪小屋は蛾のマンションでした。
樹液が出ている木は明るいうちはたくさんのキイロスズメバチが来ていましたが、暗くなるとカブトムシやコクワガタが集まっていました。
草はらは明るいうちは、バッタやチョウなどが元気に飛び交っていましたが、暗くなるとチョウは葉の陰で休み、ハヤシノウマオイが鳴く草はらになりました。
草はらの近くの木の下ではセミが大変身の時を迎えていました。
暗い闇に紛れ一番弱いタイミングを乗り切ろうとしているのかたくさんのセミが羽化をしているのを見ることができました。
今日の観察会では、明るい昼間の時間に見聞きできない生きものに少し出会えました。
夏休み期間で朝寝坊できるこのタイミングに少し夜更かしをしながら、夜の生きものを観察してみるのもいいと思います。
多くの学校で自由研究が宿題からなくなっているようですが、時間の取れる夏休み何気ない自然を深く観察してみると何か面白い発見があると思いますよ。
あおの