4/27の自然情報

4/27(木)は定期巡回調査で東の伐採地~比良の丘を見てきました。
今年は暖かい日が多いので、森は新緑から少し進んだ様子です。

初めに案内所前で見られたのはホウチャクソウとコゴメウツギ。
スミレは結実しています。
ヤマツツジ・フジ・ニセアカシアはまだ所々で見られます。
エゴノキはもう少しですが、オトシブミの揺籃(ようらん)は近くで見られます。

日当たりのいい場所や雑木林ではたくさんのチョウが飛び回っています。
多く見られたのは、シジミチョウの仲間たち(ヤマトシジミ・ツバメシジミ・ベニシジミ)、
コジャノメ、ツマグロヒョウモンです。
いずれも比良の丘周辺で見られました。
時折アオスジアゲハ・ジャコウアゲハ・ナミアゲハ・キアゲハが飛んでいました。

比良の丘のミズキは満開。
ハルジオンやヒメジョオンには、コアオハナムグリがたくさん。

一方で日陰の多い場所はひんやりしているところが多く、生きものは少なめでした。

これからGWに入りますが、たくさんの来館者で駐車場が混雑することが予想されます。
できるだけ公共交通機関でお越しいただけると、混雑回避にもなりますのでご協力をお願いいたします。

また、当館では生きもののお持ち帰りをご遠慮いただいています。
捕まえて観察するのは大丈夫ですが、観察後はその場で逃がしてあげてくださいね。
植物を採取するのもご遠慮ください。
採取されて、種ができずに減ってしまっている種類もあります。
ご理解とご協力をお願いいたします。

インタープリター おっち