5月26日の自然情報

今日は、田んぼの「代かき」が進む西久保湿地から森の中を抜ける西側の園路を歩きました。

田んぼではツバメが飛び交い、木のてっぺんではホオジロがさえずっていました。
森の中では、キビタキや先週の金曜が初認だったホトトギスのさえずりが聞こえてきました。

少し明るいところにはウグイスカグラが実をつけており、足元にはヤブヘビイチゴの
赤い実が見つかりました。


時々、ヤマトシリアゲやクワハムシの姿も見られました。


狭山湖外周道路を経て、また森の中へ進むとタチツボスミレの群落が見えてきます。
葉の上にはちょこんと閉鎖花があり、種が飛び散った様子も見て取れます。

コアジサイの花を観察しながら下り坂を降りて行くと、
右手に畑がありキツネアザミやアメリカフウロの花が盛んに咲いていました。

梅雨も近くなり、雨が多くなってきましたが、お天気が良ければ野鳥のさえずりが聞こえ
足元にも小さなお花が咲いています。
園路が滑りやすくなっていたり、雨や風の影響で枝折れなどが発生する可能性もありますので
十分、ご注意の上、梅雨前のみどり森をお楽しみください。

やぎした