5/15(日)は、みどり森お助け隊「外来植物の抜き取り」でした!
外来植物は繁殖力が強いので、対処できるうちにやっておかないと在来植物の生息場所を奪ってしまいます。
みどり森は、野外の里山環境の全てが展示物というテーマの野外博物館です。
そのため、外来植物が繁殖し、在来種の生息場所が奪われて無くなってしまうと、
博物館の大切な展示が失われてしまうということになります。
外来植物について解説を行った後、準備運動として「日陰では育ちにくい体操」をしました。
建物側の人は外来植物さん、カメラ側の人は在来植物さんです。
「暖かい晴れた日が続いて外来植物さんの成長が早いです!」といった掛け声に合わせてどちらかが成長し、
在来植物さんの生息環境が奪われてしまうという体操でした。
体操を行った後は、作業場所の大谷戸湿地入口に行き、実際に抜き取る「セリバヒエンソウ」と「オオブタクサ」の確認を
しました。最初のうちは「どれだろう?」という声が聞こえてきましたが、しばらくするとみなさん見分けられるようになりました。
見分けられてからは、みなさん抜き取り作業に夢中になっていました。
時々、参加者同士やみどり森ボランティア会の方と話したり、交流しながら作業していきました。
今日の作業で大谷戸湿地入口のセリバヒエンソウとオオブタクサをだいぶ除去することができました。
今回の1時間ちょっとの作業成果がコチラ↓
45Lの袋が8袋!
作業時間が少なかったのにスゴイ!
今回は種子が出来る前にセリバヒエンソウを除去することで来年以降の繁殖を抑えることができました。
また、大きく成長する前のオオブタクサを除去できたことで、在来植物たちが成長しやすい環境になったと思います!
参加者の皆さん、ありがとうございました!
最後に、今日のイベントのサポートをしていただいた、当館のボランティア団体「みどり森ボランティア会」のお二人に
日ごろのボランティア活動で達成感のあることや楽しいことをお話してもらいました。
みどり森ボランティア会さんは、里山環境の整備・維持や当館のイベントサポートなどの活動をしていますが、
参加者の年齢が中学生~70歳代と幅広いメンバーで構成されています。
みどり森お助け隊は、みどり森ボランティア会やスタッフが行っている里山環境の整備や維持を
ちょこっと体験できるイベントとなっております。どんなことをやっているのかな?といった興味や疑問、
興味はあるけど何も知らない初心者なのに活動できるのかな…といった不安もあると思うので、
みどり森お助け隊に参加して、みどり森でのボランティア活動体験してみてはいかがでしょう?
きっと不安や疑問は解消されると思います。
次回は、ちょっと間が空きますが来年1月28日(土)に実施予定です!
※お助け隊終了後の2月にみどり森ボランティア会の入会するためにご参加していただく「ボランティア養成講座」があります。
おっち