森からカッコウの声が響くなか、【食育体験教室・田んぼでお米を作ろう!】の第2回目、田植えが行われました。
昨年は東西に苗の列を作るように植えましたが、今年は南北の列になるよう植えることにしました。そのほうが風通りがよく、稲の病害虫の発生を抑えられるのと、太陽の光がよく届くので成長もよくなる、というメリットがあるのですって。効果があるといいですね。
田んぼの畦に一列に並んだ参加者のみなさんには、まずはじめに自分用の苗の束(たば)が配られました。さらに配られた苗は、途中で田んぼの中で補充できるように、ポ~ン、ポ~ンと投げ入れられていきました。
楽しくてどんどん投げていたら、「あ、自分の分まで投げちゃった~。」の声。(笑)
田植え作業は思ったよりも順調で、午前中予定していた2枚の田んぼはお昼前には植え終わって、今日は早めのお弁当タイムとなりました。
午後は田ならしにも挑戦です。(本来は田植え前に行う作業なので、みなさんと植えた田んぼはあらかじめスタッフが前日までにならしていました。)
板を引きながら田んぼの中を行ったり来たり。泥がならされて平らになると、気持ちのいいものですね。
こうして、今日は予定していた4枚の田んぼすべてを植え終えることができました。一列一列、みんなと調子(リズム)を合わせて植えていくのは、なかなか大変でしたね。さすがに腰が疲れます。早稲田大学の学生さんたちの参戦もあり、助かりました、ありがとうございました。
おしまいは、田んぼのまわりの生き物探しと泥んこあそび。
生き物では、この時期ならではのタンボコオロギ(畦や草むらでないていました。)がつかまったり、水面をシオカラトンボが飛び回っているのが見られました。これからカエルになりそうなオタマジャクシもつかまりましたね。ザリガニ、タニシ、カエルは子供たちに大人気です。
泥んこあそびではマイマイとの綱引き合戦がはじまって大はしゃぎ!みんなどんどん茶色く泥に染まって遊んでいました。楽しかったね。
次回は草取りです。ひと月後のイネの成長と雑草の成長をお楽しみにね!!
(さかもと)