アカガエル、産卵しました

         八幡湿地のため池の卵塊。いくつあるでしょう?

ついに、アカガエルが産卵しました!
昨夜は、かなりしっかり雨が降ったので、スタッフはきっと産卵しているに違いない、という気持ちで、湿地の様子を見に行きました。園内に3つある湿地のうち、西久保湿地の田んぼと八幡湿地のため池で、アカガエルの卵塊がまとまって確認されました。予想的中です!

アカガエルと表現していますが、ここにはヤマアカガエルとニホンアカガエルというよく似た2種が生息しています。
産卵時期が重なることもあるので、どちらの卵か判断するのは難しいです。そのためアカガエルという表現になりました。

大谷戸湿地では卵塊は確認できませんでしたが、ヨシ刈りを終えた湿地の中央で、ノスリが繰り返し飛翔し、カエルねらいか?と思うような行動もしていました。

ヨシ刈りがおわった大谷戸湿地(奥に案内所の屋根がみえます)

さて、
園内の景色はまだまだ冬ですが、ニワトコやクロモジの冬芽はかなり膨らんできました。
園外にはなりますが、隣接地の梅の花も咲いていましたよ。

雨でしっとりした落ち葉の間からは、草の緑ものぞきはじめています。みなさんも、ぜひ春の兆しをいろいろ見つけてみてくださいね。
園路は雨の後で滑りやすいところも多くなっていますので、散策の際は足元にご注意ください。

(さかもと)