さわやかで気持ちのいい天気の中、「親子で楽しむ自然観察会」が実施されました。
今回は小学1~2年生のみんなが集まりました。さて、どんな生きものに出会えたのでしょうか。
まずは案内所前から大谷戸湿地へ。
上を見たり、横を見たり、下を見たり…あちこちに生きものの姿が見られ、みんなも大忙し。
木の葉っぱをよく見ると、葉っぱの先がくるくると丸まっていました。
これは、「オトシブミ」という虫のメスが作ったゆりかごです。中には卵があります。
トンボの湿地では、ちょっとめずらしい「ムカシトンボ」がみんなのところへやって来ました。
驚かせないようにそーっと近づいて見てみました。
森の中へ入ると、みんな思い思いの場所で虫を見つけ、あちこちから「虫がいたよー」という声があがりました。
展望広場では、ハルジオンやガマズミの花に「ハナムグリ」がたくさんやって来ていました。
たくさんの生きものを見つけることができましたが、中でもみんなのお気に入りだったのは、
「チャタテムシ」の仲間。木の幹に集団でいるのをちょんとつっつくと…
わーっと一目散に散らばっていきます。
その様子が面白くて、みんな集団を見つけては、ツンツンとつっついていました。
もともと生きものが好きな子、生きものがちょっと苦手な子、
それぞれのペースで生きものたちとの距離を縮め、楽しんでくれたようです。
次回の親子で楽しむ自然観察会は7月下旬を予定しています。
詳細が決まりましたら、またご案内をします。お楽しみに!
(いいづか)