11月25日(木)、今朝はググっと冷え込みましたね。
大谷戸に霜が降りているのを初めて確認!
(お客さんの情報では昨日も霜が降りていたようです。休館日だったので今日が初認になりました。)
早い時間に限りますが、木々の色づきに加え、足元の白んだ葉も楽しめる時期になりました。
今日、園内を巡回していた時のこと。
今の時期は昆虫や両性・爬虫類が少なく、実のついた樹木や色づいた樹木、野鳥などについ目が
行きがちになってしまいますが、その中で、何度も出会った生きものがいました。
その生きものは、2~3㎝と小柄、薄~い茶色で、ひらひらと飛びます。
明るい雑木林の中で飛ぶ姿は、翅が光って見えるので、まるで妖精のようです。
(*注:解釈には、個人差があります♪)
どんなお姿か、写真を撮りたい!
飛んでいる時は難しいので、止まる時を待ちます。でも、何せひらひら ひらひらと
せわしなく飛び続けるので、中々撮れません。
止まったかな?と思うとすぐにひらひら。本当によく飛びます。
しかし、粘った甲斐がありました!(といっても、実は数分の粘りで撮れました)
急いで撮ったので、全くキレイに写らずでしたが、こんなお姿でした。
これは、フユシャクガ(冬尺蛾)の仲間。そう、妖精のように見えた生きものは蛾(が)でした。
※中央の三角形がそうです。見つけられましたか?
もっと撮りたい!と思った時には・・・
サッと飛んでしまいました。残念・・・
ハッキリと写せなかったことで、なんだか幻の生きものっぽいですね♪
でも全然、幻ではなく、今の時期(11月~12月)は、雑木林のあちこちでこの妖精さんに出会えます。
みなさんも是非、冬の生きものとの出会いを楽しんでみてください。
インタープリター ゆうき~☆