今日のみどり森(3月12日)

西久保湿地では、コブシの花が満開です。

昨日は、この手前のエノキの木を少し切る作業をしました。みるみるうちに大きくなり田んぼを覆うようになってしまい、稲の生育が悪くなってしまったためです。

枝を片付けていると、張り付いている生きもの達を見つけました。

ゴマダラチョウの幼虫は落ち葉の裏で越冬するのですが、暖かくなって枝に上り始めていたのでしょうか。
可愛らしい顔を見たかったのですが、ぴったり張り付いて顔を上げてくれません。

ゴマダラチョウの付いた枝をテーブルに置いておいたら、同じ枝にくっついていたはずのクモがどこかへいってしまいました。
テーブルの隙間に何かが逃げ込んだのを見つけ、覗いてみると・・・

そこには、したり顔のハエトリグモの姿が。
なんと、枝についていたクモは彼に喰われてしまっていました。
自然界は厳しい。

今週はヨシ刈りや伐採等たくさん作業を行ったのですが、作業をすると昆虫やクモなどが飛び出してきて、「啓蟄」という言葉をよく感じられるような日々でした。目覚めた生きものたち、今年も頑張ってね!

(もよちゃん)