緑森に、早ばやと満開を迎えた木があります。
それは、
ハンノキです。
どこが満開??と思われるかもしれませんが、
風が吹く度にしゃらしゃらと揺れる雄花からは黄色い花粉が飛んでいます。
雄花より枝のつけ根側(写真では左)のほうにある、マッチ棒の先のような形の赤い部分が雌花です。
北風がびゅーっと吹きつけ、ちょっと縮こまりたくなるようなこの頃。
そんな日こそ、ハンノキは雄花から花粉を飛ばし、別の木の雌花へたどり着く絶好の日和なのですね。
ハンノキは西久保湿地のトイレ横、湿地を横断する散策路沿いなどにあります。
一方、こちらオオイヌノフグリは、地面にはりついているので北風もなんのその。
日当たりさえよければ、このとおり、花もたくさん咲かせています。
こちらの花も、見頃です。田んぼのあぜに、駐車場の脇に、探してみてください。
(さかもと)