親子ではじめての自然観察会 報告

昨日まで降っていた雨も上がり今日は無事に観察会を行うことができました。
今日の観察会の内容は「越冬する虫の観察」です。

雪の降るようなこんな時期に虫の観察?と思われる方も多いと思います。
確かに、目に付くところにはあまりいません。
しかし、落ち葉の下や土の中、朽木の中には、春を待つ多くの虫たちがいるのです。
今日はそんな生き物を探しながら森を歩きました。

まず、目に付きやすいところにいたのはヨコズナサシガメです。
 
集団で越冬していました。
よ~く目を近づけてみると・・・少し気持ちが悪いです。

 

朽木も少しはがしてみました。すると・・・、

クロナガオサムシが出てきました。
少しすると動きだしてしまったので、もとに戻しておきました。

 

また、去年の台風で倒れてしまった木の根元の土を崩してみました。
  
今度はアオオサムシやハエが冬越しをしているのを見つけることが出来ました。
ハエも土の中で冬越しをしているなんて驚きです。

 

他にも、木の裏を見ると
 
小さなアリが集団で越冬していました。

今日は、こんなにたくさんの越冬する虫を見つけることが出来ました。
冬でも、森の中にはいろいろな生き物が暮らしているのを実感しました。

あおの