先週の雨で潤ったみどり森では、
いつのまにか、大谷戸湿地のアシも背丈を越すほどに伸びています。
森の木々の葉は濃淡もさまざまに、まるでカーテンを広げているよう。
では、今日見つけた花や実を少しご紹介しましょう。
まずは白のシリーズから。
ドクダミ:これが咲くと梅雨も間近という気がします。
ノイバラ:みどり森では少数派。狭山新道沿いに少しだけ咲いています。
スイカズラ:花は白から黄色に変わります。写真の花は白かったのですが、夕方の光で黄色く写ってしまいました。
こちらは赤のシリーズ。
ヤブヘビイチゴ:林内で、ヘビイチゴより大きくて艶のある実をつけていました。
ミヤマウグイスカグラ:案内所前のミヤマウグイスカグラ。赤い実が鈴なりです。
※園内でふつうにみられるのはウグイスカグラです。
クワ:東の伐採地や雑木林広場で。赤よりも黒いほうが熟しています。
そして、こちらの花も咲き始めました。
ヒメザゼンソウ:案内所のすぐ近くに咲いていますが、大変見つけにくいので、
スタッフがご案内しています。
大切に保護している植物なので、
観察・撮影の際には傷つけたり折り取ったりしないようにお願いします。
梅雨の時期は、臨時駐車スペースがぬかるみにより閉鎖となることが
多くなります。一般駐車スペースに限りがありますので、公共交通機関での
ご来館をお願いします。
(さかもと)