本日は天気が心配で、観察会ができるのかドキドキしていましたが、無事に「大人の観察会」を実施しました。
今回は「春の野草と樹木の観察」をテーマに行いました。
まずは、みどり森事務所の前にある、ウグイスカグラの花を観察。
花は下向きに咲いています。この時期は、雨で花が傷まないように下向きに咲くものが多いそうです。
下向きの花に注目して、みどり森を散策しても面白いかもしれないですね。
次に、園内を進んでいるとアズマヒキガエルが登場!!
雨が降ってきたのと今週から暖かくなってきたので元気よく、現れました。
雨といえばもう一つ、オオイヌノフグリです。
いつもは上の写真のように、小さな花が開いていますが、
本日は全部の花が半開きでした。
晴れの日は見ることができない花の姿を観察し、参加メンバーからも「面白い!!」との声を頂きました。
次に植物の香りを嗅ぎました。今回はニワトコ、クロモジ、ヒサカキを嗅いでみました。ハーブのような
良い香りだったり、漬物のようなくせのある香りだったり・・・・・
また、ガマズミの葉っぱを参加メンバー全員に触ってもらい、
ガマズミ特有のふわふわした感触を体感したりしながら、植物の特徴を紹介しました。
そうこうするうちに雨が強くなってきたので、さいごは案内所の屋根下でハコベ講座を行いました。
花弁は何枚あるのか。参加メンバーにルーペを使ってもらい調べました。
10枚に見えますが、花弁の付け根をよーくみるとくっついているので、正解は5枚です。
その後、おしべの数を数えたりして本日の観察会は終了しました。
本日は見て、さわって、嗅いで、植物を体感できたのと、雨ならではのみどり森の観察会ができました。
次回の大人の自然観察会は9月24日です。
少し間が空きますが、みなさんのご参加をお待ちしています。
はぎわら