今日は、食育体験教室・麦を育ててうどんを打とう! の最終回。
畑に麦をまいたあの日(10月31日)から、もう8か月が過ぎ、
前回、収穫して天日干しした小麦は、きれいに製粉されて、
真っ白な小麦粉になりました!
ついに、自分たちの食べ物【うどん】として、口にする時を迎えたのです。
さあ、おいしいうどんを打てるかな?
水かげんに注意しながら、粉を練り上げ、まとめます。
丸めた生地を、袋に入れて、足でふみます。
この踏み方で、うどんのこしがでるというので、みんながんばって踏んでいます。
40分ほど寝かせた生地を、打ち粉(これも小麦粉)をして、麺棒で伸ばしていきます。
難しいかな~?と思ったら、中学生のYさんはずいぶん慣れた手つき。
さすが、やっぱりうどんやそばを打ったこと、あるんですね。学校でも習うそうです。
包丁で切って、打ち粉をしたら、いよいよ熱湯に投入!
15分くらい茹でて、水でしめたら、かんせ~い!
いただきましょう!
班によって、やわらかさも違って、でも麺にこしがあったり、なかったり。
食べ比べも楽しみましたね。ほんと、美味しかったです!ごちそうさまでした。
さて、この小麦粉は製粉所で粉にしていただきましたが、
昔は機械ではなく、こんな道具で粉にしていました。それは
石臼です。
食事のあと、みんなで石臼ひきの体験をしました。
こどもたちには、重くてたいへん回しにくい石臼でしたが、
大人たちは、余裕の表情?を見せてくださいました!
片手回し、プロの技、出ましたよ~。(おお盛り上がり!)
粉をひくその大変さも、体験することが出来ましたね。
私たちの口に入るまでの全工程を体験することが出来た食育体験教室、
さいごにこの8か月を振り返り、収穫した小麦粉を全員に贈呈されました。
いろんな楽しい思い出がつまった最終回。
みなさん、本当に本当に、ありがとうございました。
(スタッフ一同)