今日は今年度最後の、【親子はじめての自然観察】でした。
天気予報は曇…朝は少し肌寒いほどで、スタッフ一同晴れますように~と念じていました。
イベント開始の時刻になると、少し青空が。
挨拶をした後、はりきって観察に出発です!
今日は、観察を楽しめるよう、「春の生きものビンゴ」を用意しました。
飛んでいるチョウチョ…鳥の鳴き声…どれだけビンゴができるかな?
葉っぱのにおいをかいだり、みんな、よ~く観察しています。
ナズナやオオイヌノフグリなど、春の小さな草花も咲いて春の訪れを感じます。
今日の目的地は、西久保湿地。田んぼのある湿地です。
道すがら、珍しくキジにも出会うことが出来たり、ビンゴをうめながら進みました。
なんだろう~?と不思議そう。バナナムシの名前でおなじみのツマグロオオヨコバイです。
少しずつ虫たちも目覚め始めているのですね。
西久保湿地に到着すると、なにやら長靴を履いた人が…もしかして?と、みんなで声をかけてみました。
「カエル博士~~!!」
「は~い!!」
そうです! この方が、本日の特別ゲスト 埼玉県立川の博物館の藤田さんです。
今日はオタマジャクシを観察しながら、カエルについて詳しく教えてくれました。
みんなが見ているオタマジャクシはどんなカエルになるかな?
いつ卵を産むんだろう?質問形式で楽しく学ぶことが出来ました。
藤田さん、ありがとうございました!
川の博物館は4月1日にリニューアルオープンの予定です、是非遊びに行ってみてくださいね。
さて、オタマジャクシの観察が終わったら、ビンゴの続き。
つくしのホワホワ?葉っぱの裏の卵??何だろう…
あ!つくしがありました!つくしの頭を指ではじいてみると…
ほわほわ胞子が出てきました!黒い背景にするとよく見えます。
つくしホワホワは、つくしの胞子のことだったんですね。
また、葉っぱの裏を丁寧にめくってみると、卵も見つけることができましたね。
ナナホシテントウも葉っぱに隠れていました。
他の葉っぱも探して見ると、違う卵がみつかるかもしれませんよ。
そうしてビンゴも全て完成し、ゴールです!
今日のまとめのお話しをして、あいさつをして終わりにしました。
終わる頃にはポカポカのいいお天気に、スモモの花が綺麗に咲いていました。
次の「親子はじめての自然観察」は、5月5日(木・祝)です。
受付けは1ヵ月前の4月5日からとなります。
1ヶ月すると、ガラリと変わる自然の様子にびっくりすると思いますよ。
これからどんどん生き物が動き出す季節。またみどり森に遊びに来てくださいね!
(タッキー)