こころをこめて しめ縄作り

今日は毎年大人気のイベント

里山文化講座「お正月準備・しめ縄を作ろう!」が行われました。

今はホームセンターやスーパーでもしめ縄飾りを買うことができますが、
かつては身近な里山の自然の恵みを使って、人々はしめ縄を綯い、新年を迎える準備をしていました。

今回も、西久保湿地で育てたお米の稲わらを使ってしめ縄をつくります。
昨日から水に浸して柔らかくしておいた稲わら。なんと氷が!!

ぶるぶるさむい!!本格的な冬の到来ですね。

すっきり晴れ渡った冬晴れに、参加者のみなさんもやる気十分!
さっそくしめ縄作りスタートです!

お正月の準備ってどんなことがある?しめ縄ってどんなもの?

そんな素朴な疑問から、
しめ縄に使われる植物についてのお話しもさせて頂きました。
今回用意したのは、ユズリハ、マツ、センリョウ、キンカンなどなど、
自分の身の周りにある植物を使ってみてもいいかもしれませんね。

お説料理などもそうですが、一つ一つの素材に願いが込められていることがわかりますね。
その後、外に出て藁を選んで、トントントントン木槌で叩いて綯いやすくしました。

 
そしていよいよ、ぎゅっぎゅっと力強く綯って行きます。
みんな初めてとは思えないほど上手でびっくりしました!
 
今年一年を無事に終えられたことを感謝して、また来年も無事に過ごせますようにと願いを込めながらしめ縄を作ります。


みんなきれいにしめ縄を作ることが出来ましたね。
しめ縄飾りは様々な形がありますが、今回は輪飾りに挑戦しました。
好きな大きさにまとめて、飾り付けをしていきます。個性が光りますね。

みんな集中して取り組んでいました。もっと長くやりたかった!という声も聞かれました。

最後にチョキチョキと和紙を切って、紙垂を作りましたね。
 
そうして、それぞれのしめ縄が完成しました!
 
じゃーん!みんな渾身のしめ縄飾りができました。
大掃除がおわったら、ぜひお家に飾ってくださいね。 

寒い日でしたが、みんなが熱中していたからか、終わる頃には展示室もポカポカになっていました。
今日は一日ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

 (たっきー)