菜の花づくし!3回目:つぼみが見られるはずだったけれど・・・

今日は『育てて!しぼって!菜の花づくし!!』イベントの3回目。
9月28日に種を播いて、12月21日に少し間引き。
そして今日は、菜の花の「つぼみ」を収穫して、みんなで味わってみるはずでした。

「つぼみを収穫すると、さらに多くのつぼみが出てくるので、一石二鳥のはず!」と思っていたのですが・・・、

じつは2月の積雪で大量の雪が降り、畑は一面真っ白に。
菜の花は2週間ほど、雪の下に埋もれることになりました。
なので、予想よりも生長が遅れてしまっていた菜の花。
「きょうは、つぼみは見られないかも・・・」と思いながら、畑へ移動しました。

ん~、やっぱりつぼみはまだ出ていませんね。
それでも随分と、葉が立ち上がってきています。
ちょっと菜の花の茎を割って、断面を見てみましょう。

ルーペで見てみると・・・、よかった、ちゃんとつぼみがありました。
まだ小さいですが、菜の花はしっかりと春の準備をしているのですね。
つぼみが出てくるのも、きっともうすぐ。
ということで、きょうは菜の花に肥料をあげることにしました。

  

今日の肥料は「馬糞」。
しっかりと発酵しているので、匂いはありません。
菜の花のまわりに少しずつまいて、土になじませていきました。

みんな作業に熱中していて、気付いたらもうお昼前!!
今日の肥料で、菜の花が大きくなってくれるといいですね。
畑にはテントウムシの姿も。春はもうすぐそこまで。

そしてせっかくなので、畑の隅に出ていた昨年のこぼれタネの菜の花を収穫。
こちらはいちばん日当たりのいいところに生えていたので、
もうつぼみが出てきていました。早いなぁ。
みんなでハサミで収穫し、今日のお土産とすることに。

  

ついでに、花が咲きそうなダイコンも収穫しちゃいました。

  

 

西久保湿地にもどってから、前回大好評だった『菜の花しゃぶしゃぶ』第2弾!
この前は葉っぱでしたが、今日はつぼみの部分をしゃぶしゃぶ。
「おいしい」「売ってる菜の花とは味がちがうね(種類がちがうんです)」、
などと話しながら、少しだけ収穫できた貴重な菜の花を味わいました。

  

次回は5月。いよいよ菜種の収穫です。
台風で水没したり、大雪に見舞われたりと色々ありましたが、
どうか、無事に収穫できますように!

 

(くまがい)