春の雑木林の散策

2019年4月14日(日) 投稿

春も深まってきたみどり森で本日、「大人の自然観察会 ~春の生きもの観察~」を行いました。
今日はどんな春を見つけることができるでしょうか?

新緑まぶしい大谷戸湿地へ歩き出すと、ニワトコやマルバスミレ、アオキなど花を咲かせている植物を見ることができます。
小さな花がまとまって咲くニワトコの若葉を触ると、独特の匂いが強く、若い葉っぱだと実感させられます。
マルバスミレの近くにはヤマザクラの花びらも散っていて、形が似ていて惑わされます。
アオキは雄の花が満開で、隣のメスの花はこれからというところ。
メスの花は総じて遅い傾向があるみたいで、花粉が出るのを待ってからしっかり受粉させる工夫があるのかもしれません。

林に入ると新緑の若葉に目がいきます。
ミズキやアオハダの短枝を観察したり、若葉に穴を空けている虫を探したりと、何気なく見ている木々の葉もよくよく見ると様々な発見があります。
またところどころ台風による倒木の跡が目立ちますが、これも林にとっては必要なこと。適度に攪乱された場所では、地中で眠っていた種子がチャンス!!と動き出します。

目を使って様々な物を観察していましたが、独特な香りを鼻がキャッチしました。
少し前の時期から、このくらいの時期で花を咲かせるヒサカキです。
ガスのような、たくあんのような独特な香りを放つ花を咲かせています。
他にも、足元のカキドオシという植物も、手で軽くこするとハーブのような香りがします。この時期は目だけでなく、若葉のさわり心地や、葉や花の香りなど様々な物を楽しめます。
また、写真には取れていませんが、多くの鳥がさえずりを聞きながら散策することができました。

今年の大人の自然観察会は「9月に粘菌の観察会」と「10月に樹木の観察会」を予定しています。
機会があればお申込み下さい。

あおの