秋の実・タネづくし

報告が1日遅れてしましましたが、昨日17日(土)は
大人の観察会~初級編・秋~を実施しました。

天気予報では雨が降るということでしたが、13名の方に
ご参加いただきました。
みどり森も少しずつ木々の葉の色が変わって、秋を感じる
ようになってきました。

今回の観察会のテーマは「実やタネ」
実りの秋、一体、どんな実やタネが見つかるのでしょうか?

最初に見つかったのは、クサギの実。外側は青っぽいきれいな色をしています。
他にも赤いガマズミの実。

色、形、大きさなど様々ですが、生き物たちに食べてもらうことでタネを運んで
もらう植物は、ヒヨドリ位の大きさの野鳥が食べられるサイズが多いようです。
ノササゲのさやはきれいな薄紫、タネは青色をしていて芸術的です。

 

特徴的なコントラストのゴンズイ、タネが水に濡れると足にくっつくオオバコ
バネのような仕組みでタネを飛ばすゲンノショウコなど。

写真だとわかりにくいですが、ノハラアザミのタネの綿毛には、ふわふわ飛ぶように細かい
枝毛?みたいなものがついています。大人たちも童心にかえって飛ばしてました。

紺色のアオツヅラフジの実の中にはアンモナイトのようなタネが・・・

本来は博物館の散策路を雑木林広場の方まで、ぐるっと回る予定でしたが
色々と見つかって、大谷戸湿地の周りを歩いただけで時間になってしまいました。
ここではご紹介しきれていない実やタネもたくさん見つかりました。

春夏秋と実施してきた、大人の観察会。次回は3月24日に予定していますので
ぜひ、ご参加ください。

これから日に日に、秋が深まる、みどり森ですが、23日から「緑の森フェスタ」を
開催します!お時間のある方は、秋の1日を楽しみにいらしてください。

 

はせがわ