枯葉もフユシャクも舞い踊る

今日は八幡湿地からのコースを歩きました。
12月とは思えないほど気温が上がり、少し汗ばむ陽気でした。

林の端にはツルが絡んでいて、さながらジャングル。その中で赤色の実を見つけました。
ヒヨドリジョウゴです。
赤くて美味しそうですが、まだ野鳥は食べてないようです。熟してないのかも。

さらによく見ると、豆の鞘がはじけて種が出ているのがあります。
ヤブマメです。
首を垂れているように咲いていたのはベニバナボロギクです。ボロギクとは可愛そうな名前ですね。


比良の丘の近くではチャノキに花が咲いていて、ニホンミツバチが花粉を集めていました。
ハナアブ、オオハナアブ、キゴシハナアブもチャノキの花に夢中です。

クワの枝には、ジャコウアゲハの蛹がついています。
同行者が教えてくれたのですが、枝に同化していてなかなか特定できず、難しいものです。


雑木林の中を歩くとフユシャクの仲間が飛び交います。
道脇の笹の葉に止まったのを見逃さず、撮影するとクロスジフユエダシャクでした。

小さな木に絡まって葉を広げているアマチャヅルがありました。よく見ると黒い実がついています。


八幡湿地に戻って田んぼ回りを歩くと、マメガキの実が干し柿状になっていたのを見つけました。
ヒヨドリが食べるのかな〜。

風が吹くと落ち葉が舞い踊ります。皆んなからワァーと歓声あがりました。


4,825歩のミニハイキングでした。


インタープリター やぎちゃん