今日紹介するのは、小さな紫ピンク色のお花『カラスノエンドウ』です。 写真の中に何輪か写っていますが、見つけられますか?
道端や野原などでよく見かける植物で、珍しいものではないのですが、 個人的に葉や花の形が好きなのと、今日咲き始めているのを発見して嬉しくて、つい♪
カラスノエンドウはマメ科の植物で、マメ科の花は形に特徴があります。 「蝶形花」と言って、チョウのような形を意味します。前から見るとわかりやすいかな↓
でもこれ、チョウというより、エリザベス1世みたい!! と思うのは私だけでしょうか… そう思わせるのは葉っぱのせいですね。
葉っぱは、羽根が沢山ついたような形をしています。しかし、今の時期は上の方の葉が 広がりきっておらず、羽根の1枚1枚が折りたたまれたようになっています。
それがエリザベス1世の「ひだ襟」のような、または扇子のような形に見えるのです。
小さいけど可愛らしい花や葉っぱを楽しんだ後は、実=お豆に注目! 早ければ5月頃には見られます。カラスノエンドウのカラスは、この実が熟した時の鞘の色から命名されたようですよ!(ふぅ、やっとタイトルの話題に持ってこられました)
みなさんも、是非、珍しくない植物「カラスノエンドウ」を改めて楽しんでみてください♪
インタープリターゆうき~☆