今日は関東で春一番が吹くかもしれない、 と天気予報士さんが言っていました。 春一番は強い南風。吹けばカエルたちが目を覚ますかも!! ということで急遽、大谷戸湿地の真ん中ほどにあるため池の 水が溜まるように縁ののり面の補修作業を行いました。
ここ数年の大雨で、ため池の縁ののり面が削れて池に 水が溜まらないようになっています。 また長年の泥の体積により池も浅くなっています。 この状態では、目を覚ましたアカガエルも卵を 産むことが出来ないでしょう…
土を盛っただけだとすぐに崩れてしまうので、板を打ち込み 水が流れるように切り取りました。 これだけだと脇から水が流れてしまうので、削れていた のり面に堆積した泥を掘って、盛り直しました。
スタッフ2名で半日作業を行い、このくらい掘れました。 この作業は胴長を着ていても池の中は寒いし、泥は重たいしで 結構大変なのですが、機会があればまた続きを行いたいです。 コロナの休館中、いつもはできない作業を少しづつ行ってきたいと思います。 これで、冬眠から覚めたアカガエルたちが卵を産んでくれると 作業の甲斐があるのですが、どうでしょうかね…。 (あおの・あきやま)