本日のみどり森(1月19日)

休館中のみどり森より、スタッフが本日の様子をお伝えします。

北風が強く、冷たく感じる日となりました。
朝、ふと気になって案内所前のウグイスカグラの様子を見ると、葉が広がり始めていました!

芽が出たり花が咲いたりしたところを見つけると何だか嬉しくなりますね。

他にも、日当たりの良い水鳥の池の前ではコハコベが花を咲かせていたり、
どんぐりが着実に根を伸ばして、子葉のあいだから本葉の兆しを出していたりしました。
昨秋に豊作だったコナラのどんぐりは、道端のいたるところに落ちています。割れた殻から見える、緑に色づいた子葉が、ピスタチオのように見えて食欲をそそるのは私だけでしょうか・・・。

さて、先日の問い、「茂みにいた冬鳥は誰でしょう?」の答えですが、

答えは、シロハラでした!
冬鳥として渡ってきて、見通しのよくない茂みでガサゴソと食べ物を探して過ごしています。落ち葉の間にあんなに勢いよく頭を突っ込んで、何をどうやって見つけているのか気になります。

地面際を探すと、ジャノヒゲの実がありました。これも、彼らのように低いところで食べ物を探す生きものの糧となっています。

みどり森では、茂みでガサガサ音を立てる鳥が他にもいます。目のまわりが白いのが特徴のガビチョウです。
割と無口なシロハラと違い、こちらはよく響く大きな声で鳴き、大胆にガサガサと音をたてるので、見つけやすいかもしれません。

来月になれば、同じく茂み好きなウグイスがさえずりの練習を始め、暦も初春になります。
日々の変化が楽しみです。
さて明日は何が見つかるでしょうか。

(もよちゃん)