冬の足跡が聞こえてきました

いよいよ2020年も残すところ1ヶ月を切りました!
みどり森では着々と冬の訪れを感じる季節となりました。
コナラやクヌギ等の葉はすっかり落葉し、落ち葉の絨毯となっています。

大谷戸湿地周辺では木々の葉が落ちたせいか、赤いカラスウリの実をはっきりと確認することが出来ました。
こんなに美味しそうなのに食べると全然美味しくないそうです。


大谷戸湿地~西久保湿地~案内所迄の間には、カラスウリ以外にも色々な木の実を確認できました♪

これらの木の実の中には、人が食べられるものも含まれますが、さいたま緑の森博物館では動植物の採取はご遠慮いただいています。
代わりに鳥や動物たちの大切な冬の食料になったりするので見つけても残しておいてあげて下さいね♪

また、この時期は木の実だけではなく、葉が落ちたおかげで野鳥の観察も比較的しやすくなっています。
最近では、アトリ・アオジ・カシラダカ・シロハラ・ルリビタキ・カケスといった冬のメンバーもやってきています。
訪れた際には少し立ち止まってバードウォッチングしても楽しいですよ。


シジュウカラやヤマガラ等の小鳥はこの時期一緒の群れをつくって行動しています


散策される場合は、朝夕は冷え込みが強くなってきましたので防寒対策をしっかりしてお越しください。
また、日暮れの時間も早くなっていますのでお時間にはゆとりをお持ちくださいね。

(すーちゃん)