冬は、昆虫たちにとって眠りの季節。
この時期に活動するフユシャク(ガの仲間)など一部の変わり者を除いて、
ほとんどの昆虫は寒くて動けず、物陰に隠れて寒さに耐えています。
今日は、雑木林を歩いて冬越しをしている昆虫達を見つけたのでご紹介します。
朽木の下を覗くと・・・
いました!カブトムシの幼虫です。
3匹いっしょに出てました。
朽木には齧った跡があり、近くに落ちている糞にも朽木が混じっていたので、
この場所で生活しているようでした。
樹皮の裏からは・・・
コクワガタのメスです。
皮の表面には霜が降りていたので寒そうです。
他には、こんな昆虫たちも出てきました。
左の写真の細長い体をしているのは、スタッフ青野君(まいまい)の天敵?のマイマイカブリです。
右の写真はナガニジゴミムシダマシという昆虫で、
この写真ではよく見えませんが、名前の通りに虹色の光沢があります。
どの昆虫たちも寒さで速く動くことができず、ノロノロと動いていました。
寝ているところを邪魔してごめんなさい。また暖かくなったら会いましょう!!
(ふくざわ)