食育田んぼ最終回:ずっしり重い米袋

今年の5月からスタートした食育体験教室「田んぼでお米を作ろう!」の
最終回を迎えました。
今日、ついに自分たちで育てたお米を食べるときが来たのです!

でもその前に、みんなで脱穀作業をしましたよ。
いろいろな方法で、イネから実をはずし、
藁(わら)と選別して、籾(もみ)がはずれて
白い米になるまでの過程を体験しました。


明治・大正時代ころからよく使われていた足踏み式の脱穀機を使ったり・・、
とにかくパワフル!な機械式電動の脱穀機を使ったり・・・、

 

室内では、脱穀した実をふるいにかけて、藁クズをとったり・・・、
ビンに入れて上から棒でついて籾殻が取れるかどうか、やってみたり・・・、

さらに、屋外では、唐箕(とうみ)の体験を。
ハンドルを回して、風の力で籾殻やゴミを飛ばし、ほこりまみれになったり・・・、
和箕(わみ)の上でほうりながら、風で籾殻を飛ばしてみたり・・・、
とにかくいろいろな方法があることを体験しながら知りましたね。

あ~、お腹が空いた、もうお昼です。
みんなが育てたコシヒカリと彩のきずな2品種の新米が炊けましたよ~!
差し入れのおかずもそろって、
では、いただきま~~す。・・・・おいし~~~~~~~!! 

スタッフのマイマイお手製のイナゴの佃煮も食べましたね。
みんなが捕まえたイナゴたち、おいしかった?

今年作ったこのお米は、参加者のみなさんに分けられました。
米袋がずっしり重たそうでしょ?

皆さんからの感想をきいてみると、
ほんとに大変だった(だよね~~。)けど、
楽しかった、面白かったという、うれしい声が聞けました。
今までで一番おいしかった、という声も。

5か月に及んだお米作りの苦労を想いだしながら、
汗の結晶ともいえるお米を、じっくりと味わって食べてもらえたらと思います。

みなさま、本当に一生懸命参加してくださって、
ありがとうございました。

来年もぜひ!!お待ちしていますよ。

(きんちゃん)