冬の里山散策

2014年1月21日(火) 投稿

今日は雑木林にさす冬の日ざしが暖かいみどり森から、
冬の散策で観察できるものを紹介します。

今朝は気温が低く、トンボの湿地や西久保湿地では氷が張っている様子が
みられました。さらには、いたるところの日陰で霜柱もみることができました。

  

さて、クヌギなどの木本植物は、寒さから身を護るため冬芽をつけて春を待ちます。
ハンノキも同じように冬芽をつけますが、こちらはクヌギなどとは違って
芽鱗(がりん)という芽を覆う鱗がなく、細長い花穂がぶら下がった姿の冬芽になります。

 

引き続き生き物の冬越しの姿を探してみると、まだ色々なものが見つかります。
林の中では、春の発芽にそなえてクヌギやコナラのドングリが根を張りはじめていたり、
草むらでは春を待つオオカマキリの卵や、ヒメジョオンなどの草本植物は地面に平たく
広がった姿(ロゼットといいます)で見つかったりもします。

  

そんな中、早くも開花した植物を見つけました。
オオイヌノフグリです。星の瞳とも呼ばれる春の花ですが、
日当たりのいい場所ではもう咲いているんですね。

冬というと、見られる生き物の数が少ないような印象がありますが、
実は目立たないだけで、春にむけて着々と準備を進めているんですね。

来館の際には足元や枝先など、色々なところに目をむけて冬ならではの風景を楽しんでみてくださいね。

 

(うちだ)