里山文化講座 「砂川掘周辺の史跡巡り」

2019年3月10日(日) 投稿

本日は里山文化講座「砂川掘周辺の史跡巡り」が実施されました。
いつもは動植物の観察や散策、作業体験などのイベントが多い中
今回はみどり森の所沢エリア内に源流を有する「砂川」に目を向け、
その周辺の遺跡・史跡を巡るいつもとは一味違うイベントです。

みどり森の位置する狭山丘陵周辺は古くから人々が暮らしてきている土地です。
そんなみどり森とその周辺に残る史跡等を、文化財保存全国協議会の門内政広さんを講師に招き一日かけてまわりました。

まずは、大谷戸湿地や砂川の源流部になる堂入池などをまわり現在のみどり森を昔の人々はどのように利用してきたのかを見ていきます。
みどり森の湿地(谷戸)は、昔、田んぼや畑として使われており、 堂入池も周辺で行われていた、谷戸田で利用するための水を溜めておくため「ため池」として利用されていました。

その後、砂川沿いを歩きながら道中に見られる、石造物などの説明も交えながら
歩みを進めていき、午前中の最終目的地となる妙善院に到着しました。
妙善院では埼玉県の指定文化財ともなっている五輪塔を見学させて頂きました。
昔の人々の信仰や思想、繋がりを知りながらまわることができました。

午後は 所沢市で最初に発見された旧石器時代の遺跡 である砂川遺跡に行きました。ここの遺跡も砂川沿いにある遺跡です。
砂川遺跡の調査では、発掘された石器や破片を立体的に繋ぎ合わせる作業が初めておこなわれ、それを元に旧石器時代の人々がどのように石器やその材料となる石を持ちながら移動生活をしていたか、理解するきっかけとなったそうです。

最後は 、新田 義貞ゆかりの地 として、所沢100選に選出されている白旗塚を見学して今日のイベントは終わりました。

本日のイベントでは、古くから流れてきた砂川に注目して巡りました。
旧石器から近世まで、 時代によって関わり方は変わっていますが、昔の川と人々のつながりを知ることが出来た、一日になったのではないかと思います。

あっきー