だんだんと草木が芽吹きはじめて

風が強く吹いたり、気温が低い日が続いたりとまだ春を感じられる日が少ないです。
本日も最低気温が-3.0まで冷え込み膨らんできた芽も動きを止めそうです。
そんな中田んぼ周辺は日当たりも良く春を感じられました。

田んぼの中では2月下旬に産み付けられたカエルの卵が孵りオタマジャクシが泳ぎまわっています。
足元の畔にはヘビイチゴが花を咲かせていました。

林に入るとヒサカキの香りが北風に運ばれ漂ってきました。
この香を嗅ぐと春が来たと感じ、嬉しくなります。

人によりますが、たくあんのような、ガスのような香りがします。

コアジサイやコバノガマズミなどが展葉し始めていて、花のつぼみが顔をのぞかせていました。

林の中を進んでいくと、ナラ枯れで切られた木があった場所は明るく光が届いていました。
日当たりのよい道ではテングチョウが翅を広げ、モミジイチゴが花を咲かせていました。

今年は風が強い日が多いですが、今を逃すと春はあっという間に過ぎてしまうのでいいタイミングを逃さぬよう里山の中を歩いてみてはいかがでしょうか?

あおの