大人の自然観察会:冬芽を観察しよう

今日の大人の自然観察会のテーマは『冬芽』です。
ルーペを使用して、小さな世界をのぞいてみましょう。

冬芽に限らず、ちいさいものや細かいものを観るときにあると便利なのが「ルーペ」です。
今日はまず、そのルーペの使い方のコツをつかむために、「覗く」練習からスタート。
※高倍率のルーペがなくても、虫めがねを重ねて作った「なんちゃってルーペ」や、
 双眼鏡を逆向きに使うなどしても高倍率ルーペの代用になります。

目が慣れてきたら、大谷戸湿地をぐるっと一周!冬芽ツアーへ出発です!

さまざまな冬芽を観察していると、いままで素通りしていて、
気づかなかった世界がどんどんみえてくるようになります。

 

「これなんですか?」参加者の方からもいろんな質問が飛び出してきます。 
(↓写真は樹皮に棲みついた地衣類の仲間)

 葉を落としきった木々(落葉樹)の多い冬の雑木林はとても静かです。
一見何もなさそうにも感じますが、
目をこらしたり、耳を澄ませたりすると
より多くの生きものたちの世界に出会えるのかもしれませんね。

今日出会った冬芽たちが、寒い冬を乗り越え、春にどのような芽吹きをみせてくれるのか。。
春を待ち遠しく感じた方もいらしたのではないでしょうか。

一度意識し始めたらクセになる?冬芽の世界。
観察会が終わるころには自分のルーペが欲しくなってしまった方も。。(←すごくよく分かります)

そしてただいま、案内所では冬芽を特集した最新号のニュースレター(無料)を配布中です。
みどり森へいらした際には、ぜひこのニュースレターもゲットしてくださいね!

 

(うい)