ハネムーン

2014年5月13日(火) 投稿

一雨ごとに森の木々がぐんぐん成長していく様子がわかる初夏のみどり森です。

 

谷戸の奥からはケレレレッ ケレレレッとシュレーゲルアオガエルの合唱や、

夏鳥たちの声が聞こえてきます。

さて、森の中へ進んで行きましょう。

今は丁度春から夏への端境期。そんなときは足元に注目してみます。

黄色い可愛らしい花はケキツネノボタン。

とげとげしい実も触ってみると実はそんなに固くありません。

 

春に花をつけていたタチツボスミレやチゴユリは小さい実をつけていました。

もう次の世代へとバトンタッチをしているようです。

 

森の中では、コゴメウツギが静かに花を咲かせています。

葉が青々と茂った初夏の森は、ウォーキングにもぴったりです。

水鳥の池の周りでは、ハルジオンやヒメジョオンに虫たちが集まっていました。

彼らにとって花は大切なレストランのようです。

ヘビイチゴの実が、すこしだけ顔をのぞかせていました。夏まで、あと少し。

 

案内所へもどると、炭焼き小屋のちかくで風が吹く度にキラキラと何かが光っています。

シロアリの結婚飛行です。

新女王と新王が、相手を見つけるために飛行し、カップルが成立すると新しい巣をつくります。

小さい体でできるだけ高く飛び、谷戸の方へと消えて行きました。

この時期ならではの幻想的な光景です。

シロアリは朽ちた木を分解してくれる、森の大切な掃除屋さん。

シロアリだからと毛嫌いしないでくださいね。

 

 エゴノキのつぼみも大分膨らんできました。

もうすぐ星のように美しく、鈴のように繊細な花と、甘い香りを楽しむことができそうです。

 

みなさんも初夏の風吹く気持ちの良いみどり森に、ぜひ遊びに来てくださいね。

 

たっきー