山笑う

2014年4月16日(水) 投稿

今日は木々の芽吹きが印象的なみどり森から、
春の雑木林を紹介したいと思います。

今の季節、雑木林をご覧になるなら八幡湿地がおすすめです。 
シュレーゲルアオガエルの鳴き声が心地よい八幡湿地、
ここの雑木林の美しさはみどり森でも随一です。

 

雑木林のまわりを歩いていると、タネツケバナやスズメノテッポウなど
湿地に特徴的な植物の花をはじめ、黄色いヘビイチゴの花や、紫色の花を
咲かせているムラサキサギゴケなど、様々な花たちが田んぼの畦を賑わせています。

  

雑木林の地面をよく観察してみると、ドングリの芽生え(実生といいます)が
葉を出しているのが見つかるかもしれません。
光をめぐる競争が激しい植物の世界で、彼らが新しい林の一員となってゆくのですね。

俳句の季語に、『山笑う』という表現があります。
木々が芽吹くのどかな春の山を指す言葉ですが、
今のみどり森の風景は、まさに季語そのものと言えます。

サクラが散って花見の季節が過ぎたら、今度はみどり森へ
『花見』ならぬ『林見』にいらしてみてください。 
きっと様々な発見が自然の中にみつかることでしょう。

(うちだ)