春のすみれを探して

あたたかい春の陽射しの中
今年度初の大人の自然観察会が行われました。
本日のテーマは「スミレ」
林床で可憐にたたずむスミレ達は、春の到来を感じさせてくれます。
普段何気なく目にしているスミレの仲間も、じっくり観察してみると種類によって特徴があることがわかります。
今日は、今みどり森で見ることのできる5種類のスミレを観察しました。
参加してくださった方は満員御礼の20名!
やはりスミレは人の心をつかむ人気者のようですね♪
あいさつをして、春の森に出発です!
案内所前でスミレの観察の仕方を確認しながらコスミレやマルバスミレ、タチツボスミレを観察しました。
花に注目しがちですが、長細い葉っぱや、ハートのような形、そしてスペードのような形など
葉や距(きょ)の形にも注目してみてくださいね♪
大谷戸湿地を回って、ニョイスミレとフモトスミレ、それぞれが咲いているポイントへ。
小さな白い蝶のような花が、新緑の森にとても映えていました。
白くて小さい花だからか、最初はどこがちがうの??という声も多く聞こえましたが、
しばらく観察してみると
「よくみてみると花の中に毛が生えているよ!葉っぱの形はどうかな?」
ポイントを確認しながら観察していくと、見分けやすくなるようですよ。
スミレだけではなく、春の森は色とりどりの新芽もたくさん!
ゆっくりと歩きながら観察しました。
みどり森のシンボルツリーであるエノキも芽吹き始めたようです。
最後に今日のまとめとスミレの見分けポイントをおさらいしました。
みなさんお楽しみいただけましたでしょうか?
本日はご参加いただきありがとうございました!
これからの季節、ますます新緑が美しくなるみどり森に
また遊びに来てくださいね!
お花や生きものを観察する際は、園路からそっと観察してくださいね
(たっきー)