こんなところに冬のいきもの

2018年2月24日(土) 投稿

本日、大人の自然観察会が開かれました。
ずいぶん寒い日もあった1月2月でしたが、今日は幸いにも気温が上る予報に、スタッフもひと安心です。
さて、こんな冬にも何か生きものっているのでしょうか?出発です。



双眼鏡では枝先のカマキリの卵や冬鳥のカシラダカなどを見ました。
そして、何度も登場したのが虫眼鏡・ルーペ。小さな卵や虫の作った穴などに眼をぐ~っと近づけて観察しました。
みなさんと観察したものがこちらです。

  
①ビロードツリアブですが、朝は寒くてまだ動けません!
②クワの木の上や湿地のヨシの茎には、オオカマキリの卵(卵鞘:らんしょう)も発見。
③春近し!ニワトコの芽がふくらんできました!

   
④ただの枝ではなく、リンゴカミキリの幼虫がかみ切った小枝。木くずのようなもので栓がしてあります!
⑤ウスタビガの繭(まゆ)の中身、蛹の脱皮殻。冬の間、この繭の中で冬眠するちゃっかり者の虫もいるそうです。

  
⑥朽木の中に眠っていたコクワガタの幼虫
⑦朽木の中で眠っていたハサミムシ(ヒゲジロハサミムシ?)とゴミムシダマシ
※朽木の中の虫の観察は、観察後はもと居たところに戻してあげました。
 自力で木の奥に潜っていきます。

途中、何度もトライしたのが、小さな小さな卵さがし。
オオミドリシジミやミズイロオナガシジミというチョウの卵を
コナラの幼木や萌芽枝に見つけてみよう、というのです。

ミズイロオナガシジミの卵

アップでみると白い饅頭のような表面に小さな突起が並んできれい。
小さな芸術品のような卵。肉眼では厳しくても、ルーペでしっかり見てみたいもの。
みなさん、ご自分の目で見つけられたでしょうか。
枝の又の部分や芽の付け根に注目してよ~く見るのがコツでした。

 

生きものの気配の薄いシーズンですが、見ようとすると様々なところに
小さな生きものの存在が確かめられる、そんなことが見えてきた観察会でした。

今年度の大人の自然観察会は今日で終わりました。
来年度は4月29日に予定しておりますので、皆様のご参加、お待ちしております。
(※受付開始は3月29日からです。)

(さかもと)