親子はじめての自然観察~新緑のみどり森で生きものビンゴ~

2016年5月5日(木) 投稿

暖かな日が続くゴールデンウィークですが、みなさんはどうお過ごしでしょうか?

みどり森では、本日こどもの日に「親子はじめての自然観察」を開催しました!
参加者皆さんの願いが届いたのか、風のない快晴!

本日のコースは、「大谷戸湿地1周+雑木林広場」コースです。

今の時期のみどり森では、人間が過ごしやすいのと同じように、 
生きものたちも活発に動き回っています。
そんなみどり森で、ビンゴを埋めながら生きものたちを探します。

最初に見つけたのは、日陰を歩くイモムシたち。

普段は樹上や葉っぱで過ごすイモムシですが、
高い所は鳥たちが動き回り、危険がいっぱい。
そのため、人間の目につく高さに逃げてきています。

続いては、「キラキラ、ピカピカ虫」。

今の時期に見られる甲虫の仲間の中で、綺麗な虫といえば「スゲハムシ」です。

スゲハムシはその名の通り、スゲなどの植物が好物で、
この日は湿地に咲くヒメカンスゲに集まっていました。
赤・青・銅・緑など様々な色をしているので、色の違いも楽しめます。

次は「地獄の閻魔(えんま)さま」。
コワそうですが、これはみなさんご存知の「アリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)」です。

円錐状の巣を作り、真ん中に潜んで、アリが入ってくるのを待ち構えています。
アリが巣に入ると、逃がすまいと下から砂をかけてアリを真ん中に落としていくんですねー。
意外と実物を見たことがない方が多かったので、みなさん楽しんで探していました。


雑木林広場では、たくさんのハルジオンが咲いています。
このハルジオンを求めて、ハナムグリやチョウ、ハチがたくさんやってきています。

タネを飛ばし終わったタンポポの茎では、 プ~プ~と笛を吹くことができます。
コツは「太めの茎を5センチくらいでちぎり、咥えるほうをちょっとつぶして、軽く息を吹く」です。

プププププ~プ~プ~プ~プ~(訳:なかなか難しいですが、吹けるとハマりますよ~)

最後は「ゾワゾワ~虫を探そう」。
ゾワゾワ? なんだか気持ち悪そうですね。

森の中を歩いていると、幹に何かが付いているのを発見!
指を近づけてみると・・・

うわぁ!ゾワゾワ動いた!
そう、これが「ゾワゾワ~虫」の正体、「チャタテムシの仲間」です。

子どもたちは、この”キモおもしろい”虫が楽しいのか、
見つけては指を近づけて楽しんでいました。


最後は展望広場で、生きものビンゴの人気投票を行いました。
1位は「地獄の閻魔様」と「ゾワゾワ~虫」でした。
やはりみなさん、面白い生態の生きものが好きなようです。


今日は、上で紹介した他にも、たくさんの生きものが見れました(イモムシ成分多め)。


新緑の季節は、歩きやすく、いろんな生きものが活動する時期です。
少し歩くだけでも、たくさんの生きものに出会えるみどり森に、
ぜひいらしてください。
※当博物館内は、生きもの(植物を含む)の持ち帰りが禁止になっております。
 観察したら逃がしてあげてくださいネ。


次回の「親子はじめての自然観察」は、
8月6日(土)の夕方~夜に行います。
夏の夜に活動する生きものを観察したり、
昼間と夜の違いを楽しみます。
 


おっち